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韓国「サービス産業先進化方案」

韓国政府は2008年4月28日、「サービス産業で良い雇用がたくさん創出される国」「製造業とサービス業が共に発展する国」をビジョンとした「サービス産業先進化方案:サービスプログレス1」を発表しました。

(1)教育サービスの開放


韓国では早い段階から米国などに留学させる傾向があり、この人材流出と経済的損失を問題視し、留学潜在層を韓国内にとどめるため、積極的に優秀な海外の教育機関を誘致することにしている。海外教育機関に対する規制を大幅に緩和し、経済自由区域に海外教育機関を積極的に誘致するといいます。

海外教育機関が韓国内で得た資金を海外に送金することを許し、在学生の10%に制限されている内国人学生の割合を30%まで拡大できるようにするといいます。外国人だけが設立できる外国人学校も一定の要件を備えれば、国内法の設立が可能で、内国人の入学資格も海外居住5年から3年に緩和されます。

(2)医療の市場化


さらに、海外患者を韓国で治療できるように医療法を改正しています。韓国政府は海外からの患者と同伴する家族が治療が完了するまで、韓国に滞在できるよう、ビザ制度を改正するといいます。

また、国別に優位性・有望な「医療観光商品」を提供することが定められています。具体的には、米国に対しては、健康診断と重症疾患中心の高価格商品、日本と中国は整形、美容歯科、レーシック、インプラントなどです。

現行の医療法では、医療法人は教育と調査研究、葬儀場、駐車場などの収益事業が付帯的に認められています。しかし、改正によって、医療機関の海外進出、海外患者誘致、病院経営支援会社(MSO)設立などができるようになります。

改正案はまた医療機関の買収・合併(M&A)を誘導するために医療法に法的根拠と手続きを用意することにより、医療法人の退出構造と経営合理化を誘導するという内容を含んでいる。

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