TOP > サービス論 > 「サービス」の特性

「サービス」の特性

市場で取引される「サービス」を考えるとき、「モノ」とは異なる特性があることを理解する必要があります。サービスという財は、さまざまなものがあり、簡単にイメージすることは難しいですが、多くのサービスに共通な性質として以下の5つを指摘できます。

(1)同時性:
サービスは生産と消費が同時に生じるという特性である。モノは生産してから消費されるまで時間的なラグがあるのが一般的であるが、サービスは生産されるのと消費されるのが同じ時間に生じる。

(2)不可分性:
同時性から容易に導出されることだが、生産と消費が分離できない一体性を持っているということである。

(3)不均質性:
サービスの品質は提供するサービサーによって異なるため、一定に保つことが難しい。

(4)非有形性:
サービスは触ることができないものであるという特性。形を持たないため、サービスを購入前に試すことが難しい。

(5)消滅性:
非有形性という特性から、在庫ができないということ。

関連記事


[オススメ記事]サービスサイエンスとMOT
TOP > サービス論 > 「サービス」の特性

●本サイトについて

サービスサイエンスネット」はサービス経営サービスイノベーションサービスサイエンスについてまとめたサイトです。

サービス経営、サービスサイエンス(SSME)、そしてサービスイノベーションは日本の産業構造変化のキーファクターです。サービス経営はサービスサイエンスで、効率性・生産性の高いサービス産業を創出していくことが必要です。

サービスサイエンスネット::「サービス」の特性に掲載されている情報は、あくまで一般的な知識であり、事情によって異なる見解があるかもしれません。不明な点がある場合は専門家の見解を得てください。ご利用の際は自己責任でお願いいたします。

●新着記事

●お問合せ






入力サイズ:大くする戻す


法定研修